現在、5人に1人の日本人が不眠など
何らかの睡眠障害を抱えていると言われているそうですが、
目の下のたるみ予防の上でも、睡眠は重要なカギを握っているのです。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病が睡眠と深い関わりがあることが判っていますし、
免疫力を高めるためにも質の良い睡眠が求められています。
朝、目が覚めたときに、どうも体がスッキリしない。
充分寝たはずなのに日中、睡魔に襲われる。
その原因として考えられるのは、本人は眠り続けているつもりでも、
夜中に何度も目が覚めているため。
つまり、質の良い睡眠を得ていないということです。
睡眠を阻害する要因としては、
アルコールの摂り過ぎ、ストレスなど様々なケースが考えられますが、
実は寝室の環境や、
枕やマットレスなどの寝具選びを間違えていることも原因だったりするんです。
快眠に影響を与える要素としては、まず光・音・温度・湿度が挙げられます。
ご自分の寝室を思い出してみてください。
街灯やネオンの光が部屋に射し込んではいませんか?
クルマの騒音や道を歩く人の声は気になりませんか?
夏ならば、じっとしているのに汗が出る。
冬は重ね着しないと過ごせない なんてことはありませんか?
光と音対策としては遮光カーテンや
厚手の生地を使ったカーテンに替えるだけでも充分対応できます。
就寝時は薄明かりから1ルクス程度の明かりが理想とされていますが、
これって都会生活者には、かなり暗く感じるはず。
でも、その暗さが快眠へと誘ってくれるのです。
また、最新の研究から、青い光(淡いブルー)は精神の緊張を解き、
ストレス緩和作用があることが判りました。
すでに、一部のJR駅のホームに青い光を放つ蛍光灯が採用されていて、
それ以降、ホームからの飛び込み自殺や
乗客同士のトラブルが減ったという報告もあるようです。
なので、寝室の明かりを青い光に替えると、気持ちが落ち着き、
入眠しやすい状態になるかもしれません。
温度に関しては外気温や寝具の関係もあり、
夏場は23〜27度、冬場は14〜18度が良いとされています。
湿度は年間を通じて50%前後が理想的。
寝室に湿度計付きの温度計を置き、エアコンの温度を調節するようにしましょう。
寝具ですが、敷き布団やマットレスは自重で体が沈み込んでしまうようなものはNG。
睡眠中、腰が湾曲した状態が続き、腰痛の原因にもなってしまいます。
「少し硬いかな」と思うぐらいで ちょうどいいんです。
掛け布団は、重すぎず、なおかつ吸水性と保温性の高いものがベスト。
羽毛布団や羽根布団など天然素材を用いたものが良いでしょう。
そして、問題なのが枕。ポイントは高さです。
男性の場合は、後頭部が載っている状態で5〜6センチ、
首の部分は7〜8センチが理想的だそうです。
一方、女性は男性よりも低い方が良いらしく、 後頭部が載る位置が高さ3〜4センチ、
首の部分の高さは5〜6センチが良いと言われています。
また、幅に関しては、寝返りをうったときに頭が外れない程度のサイズが必要。
寝返りが激しい人は、やや幅のある枕の方が良いでしょうが、
普通は肩幅程度のサイズがあれば 問題ないと言われています。